2021/12/10
山田 陽介
高等学校等修学支援金制度って知ってますか?(●^o^●)
高校に進学する子を持つ親であり、
以下の条件に見合う場合は、修学支援金が国から支給されます。
また、令和2年4月より、私立高校生への修学支援金が大幅に拡充されました。
ほぼ、私立高校授業料は実質無料だと言えます。
【申込時期】
○新入生の皆さん
入学時の4月など手続きが必要な時期に学校から案内があります。必ず確認してください。
○在校生の皆さん
収入状況の届出を行う7月頃に学校から案内があります。
既にマイナンバーにより手続きをして、受給されている方は、マイナンバーカードの写し等の
再提出は不要です(保護者に変更のある場合を除く)。
【対象基準】
市町村民税の課税標準額×6% - 市町村民税の調整控除の額
※ 政令指定都市の場合は、「調整控除の額」に3/4を乗じて計算する。
154,500円未満の場合、支給額は最大396,000円/年
304200円未満の場合、支給額は最大118,800円/年
となります。
年収をベースにした場合は、以下が大まかな目安です。
【両親のうち一方が働いている場合】
<子2人(高校生・高校生)扶養控除対象者が2人の場合>
11万8800円の支給 ~約950万円
39万6000円の支給 ~約640万円
<子2人(大学生・高校生)扶養控除対象者が1人、特定扶養控除対象者が1人の場合>
11万8800円の支給 ~約960万円
39万6000円の支給 ~約650万円
【両親共働きの場合】
<子2人(高校生・中学生以下)扶養控除対象者が1人の場合>
11万8800円の支給 ~約1030万円
39万6000円の支給 ~約660万円
<子2人(高校生・高校生)扶養控除対象者が2人の場合>
11万8800円の支給 ~約1070万円
39万6000円の支給 ~約720万円
<子2人(大学生・高校生)扶養控除対象者が1人、特定扶養控除対象者が1人の場合>
11万8800円の支給 ~約1090万円
39万6000円の支給 ~約740万円
※支給額は、私立高校(全日制)の場合。
※子について、中学生以下は15歳以下、高校生は16~18歳、大学生は19~22歳の場合。
※給与所得以外の収入はないものとし、両親共働きの場合、両親の収入は同額として計算した場合。
上記制度によって選択肢の幅は広がると思います。
まずは、各ご家庭が条件に当てはまるのかをご確認ください。
参考文献:就学支援金リーフレット