2019/10/01
宮本 晋佑
蘇原中 中1数学分析 その2#
本日から10月です!
気温も下がり、過ごしやすい季節になりました。
GKの進学塾では、10月末で、
受験生と中学生の入塾を締切とさせていただきます。
ここから本格化する受験に向け、
より密に接していくための締め切りとなります。
興味のある方は、今月中にご連絡いただければと思います。
さて、本日は、
前回のブログ「蘇原中 中1数学分析#」の続きです!
今回は、裏面の問題を見てみましょう。
大問8(見方・考え方)B
文章を式にする問題です。
とにかくみんな苦手です。
特に割合が入ってくるとさっぱりのようです。
教科書にも、ワークにも無い割合の問題があったので、
学校の先生のオリジナルだと思います。
しかし、テストに出すということは、
学校の授業でやっている可能性が高いです。
授業をしっかり聞いて、理解しているかを問われていると思います。
大問9(見方・考え方)B
大問8と同じく、文章を式にする問題です。
こちらは、等式か不等式で表す問題になります。
〇〇になる。〇〇と等しくなる。なら等号を使うこと。
〇〇より小さくなる、大きくなる。なら不等号を使うこと。
また、単位に注目しなければなりません。
学校のワークから同じ問題が出題されています。
大問10(見方・考え方)B
文字式から、なにを表しているかを言葉で説明する問題です。
文章から文字式にすることはできても、
文字式を文章にできない子は非常に多く、
できている子は文字式をしっかり理解していると言えます。
理解度を把握しやすい問題のため、定期テストで狙われることが多いです。
大問11(見方・考え方)C
今年から中1で習う範囲に変更された問題です。
これは学校のワークや教科書にありません。
学校の授業で取り扱ったものだと思います。
夏休みをはさむテストのため、授業中にしっかりノートをとり、
そのノートをテスト前に見直しているかが重要になります。
今までは中3で習う範囲で、中3でもできない子が多い問題です。
大問12(見方・考え方)C
教科書から同じ問題が出題されています。
1つの問題を解くうえで、解法がいくつかある問題は、
別の考え方で解くとどうなるかを問われることがあります。
解き方を1つ知っていれば良いではなく、
どの方法でも解けるようにしておくことで、対策しておきましょう。
大問13(見方・考え方)C
平成24年度の岐阜県公立高校入試問題から引用した問題です。
この問題は、いろいろな参考書でも、応用問題として使われることが多く、
当時の受験生の正答率が14%という、難しい問題です。
できていたら素晴らしいです。
以上が、蘇原中の中学1年生の数学の分析です。
このように、どんな問題から出ているのか、
過去の経験からも、どのような問題が狙われやすいのかを分析しています。
私自身、中学校の数学の教員免許を取得しているため、
中学校での学習の様子や指導方針は把握しています。
次回以降は、他の学年や、理科の分析をお伝えしていこうと思います。