2020/01/27
GKの進学塾 システム管理者
IT業界に行きたい。どうすれば良い?
こんにちは!
鵜沼校の理系担当、吉田慎吾です!
現在、鵜沼校では保護者の方向けに面談を実施しております。
その中で、大学生のお兄ちゃんの話などをすることがあります。
GKは以前、大学部という形で就職活動のサポートを行っていました。
そのため、就職活動に関しては過去の情報が蓄積されています。
また、現大学生の卒塾生からも色々な話を聞き、情報が集まっています。
そうしたことを、実際に、今、悩まれている保護者の方にはお伝えしています。
そして、私自身が大学院でITを学んでいたこともあり、私はIT業界の職の話を相談されることが多いです。
私がいつも例えで説明するのですが、プログラマは大工さんみたいなものです。
腕のいいプログラマは重宝されます。
そして、プログラマになりたいのであれば早い遅いは関係なく、少しでも早くプログラミングの勉強をすべきです。
大工さんになるなら、大工になってから釘の打ち方を学ぼうとするよりも、小さい頃から自分で棚を作ってたりするほうが大工としての腕前は早く上達しますよね!
プログラマも全く一緒です。
就活時点で、すでにある程度プログラムを書ける人のほうが明らかに良いです。
そして、学力はあまり関係がないと思っています。ただし、大工さんと同じように、「センス」が必要だと思います。
釘の打ち方を学べば誰しもが腕の良い大工さんになれるわけではないように、プログラムを学べば誰もがきれいなコーディングのできるプログラマになれるわけではありません。
ここで、疑問に思う人がいるかも知れません。
「じゃあ、プログラマになるには、大学に行くより実戦経験が積める、専門学校とかに行ったほうが良いってこと?」
私は8割正解だと思っています。
次の問はきっと、
「それなら大学に行く意味は??」
ですよね。
答えは、そもそも大学と専門学校で学ぶことが違う、つまり目指すゴールが違うということです。
例えるならば、専門学校は腕の良い大工さんを育てる場所、大学は賢い設計士を育てる場所です。
腕のいい大工さん(プログラマ)は給料が高いです。
しかし、それはセンスのある一部の人間しかなれません。
プログラマの場合、地域性がない(ネットなので世界中のプログラマがライバル)のでしっかりと稼げる人は少ないと思います。
建築を例に考えてみましょう。
大卒の人は大工さんになりますか?
多くの人は、一級建築士とか、設計に携わる職業につくはずです。
これは大学で数学などの学問を深く学んで理論を知っているからできることです。
ITも全く同じです。
SE(システムエンジニア)と呼ばれる人で大卒やキャリアのある人は自分でプログラムを書くことがほとんどありません。
その代わり、仕様書という、プログラムの設計図を書き、それをどう割り振って期日までにプログラムを完成させるか、ということをしています。
これは大学で数学などの学問をしっかり習った人にしかできないことです。
このように目指すゴールが違うのです。
残念ながら、こうした大事なことは、高校でなかなか教えてもらえません。
だからこそ、我々の価値があると思っています。
GKの鵜沼校では、今、プログラムを学んでみたいという高校生の子を少しサポートしています。
自分の興味があること、ちょっと気になったことを、ぜひGKの先生に聞いてみてください!
きっと周りの大人の誰よりも真剣に耳を傾け、一緒になって調べ、相談にのってくれますよ(^^)b