2022/06/25
山田 陽介
2022年から高校の授業が変わりました【数学編】(●^o^●)
<高校の新学習指導要領 数学について>
数学Ⅲ・数学B・数学活用の一部を移行した、数学Cが新設されました。
しかし、新設と言いつつも、2011年度までは数学Cが入っていたため、
耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回復活する数学Cでは、
数学Bで扱っていた「ベクトル」
数学Ⅲで扱っていた「平面上の曲線と複素数平面」
数学活用で扱っていた「数学的な表現の工夫」(統計グラフや離散グラフ、図など)
が扱われることになります。
まとめると、
数学活用はなくなり、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B・数学Cの6分野に戻る
ということになります。
ただ、2011年度まで行われていた数学Cが戻ってくるわけではなく、
学習する単元は異なることに注意が必要です。
また、数学Aの学習順序にも変化があります。
2021年までは、
① 場合の数と確率
② 図形の性質
③ 整数の性質
という順番になっていました。
しかし、一部の学校では、2022年から
① 図形の性質
② 場合の性質と確率
③ 数学の人間と活動
という順番で授業を行っていく学校もあるようです。