2019/11/05
吉田 一平
高校入試 定員が減った影響は?
岐阜県教育委員会のホームページにて、令和2年度の公立高校入試の各高校定員が発表されましたね!
詳しくは岐阜県教育委員会のホームページ(令和2年度公立高等学校入学定員について)をご覧いただければと思います。
岐阜地区の高校で定員に変更があったのは、以下の高校です。
岐山高校普通科 40人減少 (定員280人→240人)
羽島北高校 40人減少 (定員280人→240人)
岐阜総合学園 40人減少 (定員280人→240人)
岐阜城北総合学科 20人減少 (定員160人→140人)
県岐商情報処理科 40人減少 (定員120人→80人)
各務原高校 40人減少 (定員280人→240人)
岐阜各務野高校ビジネス学科 20人減少 (定員160人→140人)
本巣松陽高校 40人減少 (定員240人→200人)
予想通り、受験生の減少に伴って、定員も相応に減らされました。
岐阜地区の中3生(岐阜地区)の人数は昨年度より364人減少しています。
それに対し、岐阜地区の高校定員は昨年度より280人減少しています。
生徒の減少数に対して、定員の減少数は若干少ないため、一見昨年度よりも優しい受験になるように思われますが、高校によっては厳しい受験になると思われます。
特に県岐商は、現段階での志願者数が昨年とあまり変わりないにも関わらず、定員が40人削減されました。
昨年は最終的に63人オーバーしていますので、昨年と同様の流れであれば、単純に100人近くはオーバーしてしまうことになります。
(あくまで昨年と同様の流れであればですが)
また、毎年若干人気のない岐山高校ですが、人気がないのは理数科であり普通科は昨年度も30人オーバーしています。
理数科の出願者数が少なかったため、結果的に全員受かる受験となりましたが、悔し涙を流しながら理数科に進んだ子も少なくないと思います。
そう考えると、普通科が40人削減されたことは、岐山高校普通科を目指す子にとっては、厳しい変更かもしれません。
また、一つ下の長良高校に出願者数が流れ込むことも考えられます。
その他にも、定員削減から予想できることはたくさんあります。
高校受験まで残り4ヶ月ほどとなりましたが、適格な予想と指導で生徒を引っ張って参ります!