2020/08/26
宮本 晋佑
楽しく勉強する=記憶に残る#
普段の授業で、自分が心がけていることは、
どれだけ楽しいと思ってもらえる授業ができるかどうかです。
わいわいがやがやすることを楽しいと言っているわけではなく、
どちらかといえば、面白い授業をするという言い方のほうが良いかもしれません。
面白い授業も、笑える授業という意味だけではなく、
そーだったんだ!という身近なことを知ることも面白いに入ります。
例えば、中学1年生の科学で、
「ポリエチレンテレフタラート」という言葉を覚えなくてはいけません。
長くて覚えにくいですが、
これがPETボトルのPETの部分の正式名称だよ。
早口言葉でなるべく早く3回言ってみ!
という感じで、日常に当たり前にあるものと結びつけつつ、
覚えにくい言葉も早口言葉で言ってみるということで、頭に残りやすくなります。
これは自論なので、科学的に証明されているわけではないですが、
自分自身が学生のときに記憶に残っている授業は、その面白かったシーンごと思い出します。
本当は、自分でそこまで調べたりすることで、
自分自身で楽しく勉強できるのですが、それでは時間がかかりすぎるので、
授業の中でできる限りの話をしています。
あとは自分で繰り返し覚えるだけです。
覚える、わかる、から「できる」にするのは、自分の努力だけです。