ブログ

最近ニュースでよく見るようになった、

「新学期９月案」について、私の思うことを書いていこうと思います。

まずこれは何かというと、

新学期のスタートを、４月からではなく９月からにしようというものです。

今年１年だけ、というわけではなく、これからずっとです。

2020年4月～8月は全校を休校にして、

９月から2020年度をスタートさせるということですね。

この9月から新年度、実は世界では普通なのです。

アメリカ、カナダ、ロシア、スペイン、イタリア、フランス、中国、ベトナム、、、

みんな９月スタートです。

では、日本はなぜ４月から新年度なのでしょう。

明治維新の頃、西洋文化が入ってきたことによって、日本も9月入学が主流でした。

国の経済力や軍事力を高めようとする富国強兵政策の影響から、

政府の会計年度が4～3月になったことや、

軍隊の入隊届開始が4月になったことによって、学校の入学も4月へと変わっていったそうです。

なので、9月から新年度にすることには、メリットばかりです。

①全国一律で休校にすることで、9月から平等な教育を受けられる可能性が高い

②入試などもそれに準ずることで混乱を抑えることができる

　また、入試を冬の時期に行うとインフルエンザなどの影響を受けやすいが、春～夏で入試を行える

③海外の学校と足並みをそろえることによる留学などがしやすくなる

もちろん、部活はどうするのか、就職はどうなるのか、などと言った問題点はあります。

しかし、どんな決断であれ、早くしてもらいですね。

今のような、どうなる？どうなる？の宙ぶらりんの状態では、不安でいっぱいになってしまいます。

この状況も、5月末までは続きそうですが、学校はいつ再開されるのでしょうか、

新年度が9月からと今決断してもらわないと、様々な準備も間に合わなくなると思いますが。