2021/08/26
宮本 晋佑
新中1への準備#
8月も終わりを迎えます。
また9月から学校がスタートしますね。
今年度の約半分が終わるわけですが、
小学6年生の皆さんは、中学に入る準備は出来ていますでしょうか。
新中1への準備といっても、
制服を買う、かばんを買う、
などの準備ではなく、もちろん勉強に関してです。
小学生のうちにできるようにしておくべきことは3つです。
①家で宿題以外の勉強する習慣
②計算
③英語を書く
①家で宿題以外の勉強をする習慣をつける
まず、中学校では宿題がありません。
自主勉強という宿題が出るのですが、
提出してもしなくても良いというのが現状です。
ということは、やる子とやらない子で差がつくわけですね。
小学生のうちにやるべきこととして、
宿題が終わるまで勉強するのではなく、
+αで何をすればよいか、自分で見つけて勉強する習慣が大切です。
②計算
「文章問題が苦手なんです」という相談をよくお聞きしますが、
その前に、計算が速く正確に解けることのほうがより重要です。
学校での宿題以外に、計算練習をすることをやってみてはいかがでしょうか。
最近は学校の計算ドリルが廃止された小学校もありますので、
市販の教材や、インターネットで検索して印刷すると出てくるものを
活用してみると良いかもしれません。
③英語を書く
小学校から英語が教科とされましたが、
実は小学校の英語は書くことをほとんどしません。
しかし中学の英語のテストはもちろん筆記であり、
英単語のつづりが書けないと点が取れません。
学校で習った単語が書けるようになる練習も、
宿題以外の勉強としてやっておくと良いと思います。
今年から中学の英語の教科書が変わったことにより、
新中1の英語はかなり難しくなっています。
今年の中1の生徒の点数を見ると、
小学生で英語の塾に行っていた子とそうでない子の点数の差は、
100点満点のテストで20点ほど差が出ました。
それだけ英語を書くということは難しく、
苦手意識を持ってしまいやすいです。
中学から焦って英語を覚えよう、書けるようにしようとするのではなく、
いまからゆっくりやっていくことをおすすめします。
以上が勉強に関する中学への準備です。
他にもこんなことが出来たほうが良いということはありますが、
まずはこの3つができるように、
今のうちから準備を初めておきましょう!