2020/08/21
宮本 晋佑
数学は暗記科目?#
夏期講習がもうすぐ終わろうとしています。
今年は夏休みが短い関係で、
ほとんど休みなく夏期講習として授業をやってきました。
すぐに点数が上がるようになるわけではありませんが、
この1ヶ月間の努力が、この先の点数にはしっかり結びついてきます。
さて、タイトルにもありますが、
高校生までの数学は、ほぼ暗記科目であると思っています。
つまり、解き方をどれだけ覚えられているか、だけなのです。
「こう聞かれたら、まずはこれをやる」
「これを求めるためには、この計算をする」
などを覚えることで、すぐに解いていくことが出来ます。
私の中学生の授業では特に、フレーズで覚えるということを伝えています。
例えば、
「中点」と出てきたら、「足して2で割る」
「食塩水の濃度の問題」は、「塩で解く」
など、他にも問題ごとにたくさんあるのですが、
まず問題を見たときに、何をしないといけないのか、がわからない子が多いです。
それは、解き方を知っているかいないかの話であり、
ようは解き方を覚えているか、暗記しているか、で解けるかどうかが決まります。
夏期講習では、1年・2年のときに教えてきたフレーズを復習してきましたが、
やはり一度聞いたことのあるフレーズは、もう一度聞くと耳に残るようです。
これをしっかり覚えて、あとは経験を積めば、
ちゃんとできるようになってきます。
特に数学は積み重ねの科目なので、
1年生のうちから、高校受験を意識した勉強をしておくと有利ですね!