2020/08/10
山田 陽介
大学入試でもオンライン化が(●^o^●)
各都道府県でも、2度目の非常事態宣言が出される中、
今年度の受験に対する新しい取り組みが出てきています。
大学入試は今年度から大きく分けて3つに分類されます。
① 学校推薦型選抜
② 総合型選抜
③ 一般選抜
① 学校推薦型選抜
学校推薦型選抜は、大きく「公募制(公募推薦)」と「指定校制(指定校推薦)」に大別され、
どちらも大学が求める出願条件を満たし、高等学校長の推薦を得ることが必要です。
公募制の場合、全国の高校から広く出願できますが、
指定校制では大学が指定した高校の生徒だけに出願資格があります。
ほとんどの私立大学が両方を採用しています。
なお、公募制については、総合型選抜に組み入れている大学もありますが、
出願条件・資格などは学校推薦型選抜のそれと変わりません。
② 総合型選抜
総合型選抜では、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に沿って評価が行われます。
また、総合型選抜は高校からの推薦が不要です。
総合型選抜は選考期間が長く、面接・面談の機会が多い傾向にあり、
実施時期は9月~2月の期間で各大学によってさまざまです。
③ 一般選抜
一般選抜は、年明けの1月から行われます。
共通テストの結果のみを使用する受験方法や、当日の入試のみの方法、
または、その両方を加味する方法などがあります。
また、マーク式の問題のみであったり、3月入試と言われる私立後期日程もあります。
その中で、
①②の推薦入試に際して、
・オンラインでの面接やプレゼンテーション
・オンラインでの口頭試問
を行う予定の大学も出てきました。
中には、オンラインでの授業を受けてもらい、
それに対するレポートを評価対象にする大学もあります。
大学入試制度改革と同時に訪れてしまったこのコロナ禍において、
どれだけ用意周到に準備ができるかが大事になってきます。
世の中に出てくる情報に対して、正しくアプローチできる力も必要になってきます。