2021/09/11
宮本 晋佑
勉強と部活#
今日のテーマは、
「わかる」と「できる」の違いに関してです。
よく子どもたちに伝えることの中に、
わかることとできることは違うから、
自分でできるようになるまで、
繰り返し練習しましょうというものがあります。
授業で説明を聞いたときに、
なるほど!と理解が出来たとしても、
自分で問題を解こうとするとできないことがよくあります。
できるようになるためには、
理解した上で、練習することが大切なのです。
その逆で、理解してないのに練習ばかりしても
その練習の効果はあまり得られないことが多いです。
こちらは部活動でよく言われることですね。
例えば野球の練習であれば、
「素振り」というバットを振る練習があるのですが、
頭の中で体のどこを意識して振ればいいのか、
ボールがどこに来ているつもりでバットを振っているのか、
ピッチャーが投げてきている姿をイメージしているか、
など、体を動かす、練習をする中でも頭を使いながらでないと身につきません。
音楽であれば、
気持ちを込めること、情景をイメージしながら弾くこと
強弱で意識することなどだと思います。
体が勝手に動くようになるまで練習する、
というのも良いのですが、応用が効きませんし、
なにより時間がかかりすぎますね。
以上のように、
勉強であっても部活であっても、
頭で理解した上で、それをできるようになるまで、
何度も練習をするというのが大切です。
授業はわかるけど、点数が取れない、
という人は、練習が足りていないのかもしれませんね。