2019/09/06
宮本 晋佑
偏差値で考える#
中学生のテストが返却されてきていますね。
今回のテストの点数で何点だったのか!
保護者の方にとって、とても気になると思います。
ただし!
点数だけで判断するのはよくありません!
殆どの方はご存知だと思いますが、
「偏差値」
という考え方を知っておく必要があります。
そもそも偏差値とはなんなのか。
それは、周りの人と比べてみたときに、
自分がどれくらいの位置にいるのかを表したものです。
例えば、英語の点数は80点でした、数学の点数は50点でした。
この2つをみると、英語が良くできたね!
というように、点数だけで見ると、そのように見えます。
しかし、英語の平均点は90点でした、数学の平均点は30点でした。
となると話は変わります。
英語は平均点90点なのに、80点しか取っていない、
(ということは、自分より点数の高い人が半分以上いる!?)
数学は平均点30点なのに、50点も取れた!
(ということは、自分より点数の低い人の方が多い!?)
というように、数学のほうが良くできたことになります。
(※正確には、その限りではありません。)
これが偏差値というものです。
上記の場合、英語を偏差値にするとだいたい40くらい。
数学を偏差値にするとだいたい70くらいでしょうかね。
偏差値50がちょうど真ん中だと思ってください。
ということで、今回のテストの結果を見て、点数だけで判断しないでください!
特に中学1年生のテストは、間違いなく平均点は下がっています。
そして何より、
大事なのは内申点です。
テストの点数は、入試には使われない数字です。
もちろん、次回のテストに向けての反省や、自分がわからなかった問題の復習は必要ですが、
もうすぐ渡される内申点をみて、
後期は何をどうすればいいのかの行動を決めていきましょう。