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2020/03/30

山田 陽介

一人の教壇に立つ者として(●^o^●)

山田 陽介

山田 陽介

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  • 学 歴

    岐阜北高校・慶應義塾大学

  • 部活動

    野球(中学・高校)

皆さんは、「勉強」と言ったら「楽しいorつまらない」のどちらを選びますか?

また同様に「遊び」と言ったら「楽しいorつまらない」のどちらを選びますか?

 

たぶん、多くの人は

「勉強」=「つまらない」

「遊び」=「楽しい」

と答えると思います。

では、それは真実なのでしょうか??

 

人は、生まれてから多くのことを「学習」します。

食べることや、話すこと。運動することも、絵を描くこともです。

幼稚園児は、まだ字を書けない子が多いです。

でも、「字を書けるようになりたい」と言って覚えます。

「なぜお星さまはキラキラしているの?」と言って自然の摂理を学ぼうとします。

つまり、大人になって、

「勉強」=「つまらない」

と思う人も、きっと幼児の頃は「楽しい」と思っていたと思います。

知らないことを知ることは、「面白い」「楽しい」はずです。

出来ないことが出来る様になることは「嬉しい」はずです。

出来る様になったことを褒められると「喜ぶ」はずです。

 

きっと、

幼稚園、小学校、中学校、高校、大学という教育制度の中で、

人と比べられ、点数をつけられ、合否をつけられ、

その中でプレッシャーや、自己否定をする中で

「勉強」=「つまらない」

ものになってしまっているのだと私は思います。

 

今の教育制度を批判するつもりはありません。

教壇に立つ先生方も、色々と試行錯誤の中で一生懸命に闘って見えると思います。

ただ一つ、私が付け加えていきたいと思うのは、

「認める」

という視点です。

人はそれぞれ持って生まれた能力・性格、育つ環境、親の考え方など、

絶対に全員が同じように育つとは思いません。

だから全員に同じことをさせても、全員が良い結果になるなんてことは、まずないと思います。

◎は素晴らしい、〇でも良い、△でも本人が納得しているなら良いじゃないか。

そんな大きな視点で考えていくことが、

「勉強」=「楽しい」

になっていく1歩目なのではないかと私は考えます。

 

ここまでは、1年前にも私が考えていた事です。

そして、この1年で新たに次のように思うようになりました。

「子供には自分に期待する心を持ってもらいたい」

「親の役割は、子どもの自分自身への期待が結果に繋がらなかったときに受け止めること」

だと思います。

なぜか、「勉強」「教育」となると、

・親が子供以上に過度な期待を子供にかけ過ぎる

・結果が出なかったときに、子どもを責める

ことが多い様に思います。その結果、子供たちは

・失敗することが怖くて、チャレンジしない様になる

・自分を信じられない様になり、向上心が無くなる

ように感じる場面を見てきました。

 

人の心を動かすことは大変難しいです。

私も一人の親として、子供に勉強しなさいと言う前に、私自身も勉強する必要があると思いました。

山田 陽介

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    岐阜北高校・慶應義塾大学

  • 部活動

    野球(中学・高校)

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