2020/06/15
山田 陽介
コロナ後で学校に行きたくないという子への対応(●^o^●)
本日より、GKの進学塾も通塾での授業が再開となりました。
学校は6月から再開し、2週間が経過し、本日から通常授業となっております。
そんな中、ちらほらと聞こえてくる声として
「そもそも学校へ行く必要があるのか」
「家でオンライン等で勉強できるのに」
などというものがあります。
それに対して、どうしたら良いのかという相談の声も頂きました。
実際に、皆さんが保護者として子供からこのような意見を言われたときに、
どうやって返答されますか?
たぶん、こんな感じではないでしょうか?
・学校は勉強だけじゃなく、友達との関わりがある
・オンラインでは出来ない実技科目もある
・部活や学校行事もあり、楽しめる
しかし私の経験上、こうやって返答してくる、もしくは思っている子も少なからずいます。
・友達とはオンライン上で会える
・実技科目は嫌い、やりたくない
・学校行事も楽しくないし、部活はネットでもやれるものもある
そうすると、保護者の意見として
・学校へ行かないと内申点がもらえない
・進学できなくなる
となる訳ですね。
でも、更にそれに対して子供たちは
・通信制の高校だってある
などど返してきます。
実際に、通信制でも素晴らしい高校もあり、選択肢の一つでもあると思います。
この話は、保護者も子供も、どちらも正論を述べており、価値観の違いのみだと思います。
そのような場合、相手を説得しようとしても上手くいきません。
保護者は、自分の経験からできた価値観に子供を従わせようとします。
でも子供たちからすると、否定されればその分、自分の正当性を守ろうとします。
その結果、平行線をたどることになります。
では、どうすれば良いのでしょうか。
私なりの見解は、
① いったん、受け入れる。
② その上で、一緒に考える。
③ 問題点が有れば、共有し、子どもに決断させる。
というものです。
勿論、経験も少ない子供たちですから、保護者からすれば
答えは明白なこともあります。
でも、子供たちからすれば、自分で導き出した答えでなければ、
納得しないものです。
教育には時間がかかります。
私は、教育=共育であると思います。
子どもと共に、今の時代に合わせて一緒に勉強していく姿勢こそ
親子で大切にすべきことなのではないかと思います。