2023/02/05
山田 陽介
【小6保護者】に今のうちに伝えたい3つのこと③
昨年12/4(日)にオンラインでの
現小6生を対象とした『中学校説明会』を行いました。
GKの進学塾が贈るこの説明会は、各中学校がやっているものとは
ちょっと違います。
各中学校での説明会は、事務的な内容が多いと思います。
もちろん、学校生活を預かる中学校としては、大事な説明会です。
ただ、我々が行っている『中学校説明会』は、
現場で高校入試や大学入試まで見ている講師が将来を見据えた上での、
中学校でどのように過ごしていくべきかをお伝えしています。
3回目の今日のテーマは、通知表です。
小学校では、「こどものすがた」なんて呼ばれたりしますし、
評価も◎、〇、△でついてますよね。
それが中学校になると、1~5の5段階評価でつけられます。
では、それぞれの数字を何人くらいつけられているか、知ってますか?
昔は、相対評価であり、何人に5を、何人に3をと決められていました。
しかし、現在は、絶対評価となり、それぞれの数字に既定の人数はありません。
しかし、全員に5や1をつける訳にはいきません。また、中学校によって、大きな差があっても問題になります。
そうなると、結果的には、毎年同じような割合で、1~5がついているのが現状です。
お待たせしました。いよいよ発表です。
H31.3受験の評定度数分布は、以下の通りでした。
「1」は6.2%(35人クラスで、約2人)
「2」は13.5%(35人クラスで、約5人)
「3」は49.5%(35人クラスで、約17人)
「4」は21.0%(35人クラスで、約7人)
「5」は9.8%(35人クラスで、約3人)
此処から分かることは色々あります。
まずは、4or5をもらうためには、クラスで上位10人に入る必要があることです。さらには5をもらうためには、3人という狭き門への挑戦となります。
じゃあ、真ん中なら3なのねとなりますが、順位で考えると、
1~3番は「5」
4~10番は「4」
11~28番は「3」
29~33番は「2」
34.35番は「1」
となります。
つまり、真ん中よりも下、もっと言えば、下位7人(20%)に入っていなければ、「3」がつくということです。
以上のことから、全てではなくても、得意科目は「4」「5」を狙って、不得意科目でも「3」はキープしたいというのが、中学校生活での目標です。
前回にもお伝えしましたが、受験には、中1からの評定(内申点)が使われます。
中3になってからでは遅い!と思って、キチンと努力して行きましょう!