2022/11/15
山田 陽介
【大学生編】就職に資格は必要なのか(●^o^●)
大学3年生の10月.11月となると、そろそろ就職活動が本格化してくる時期ですね。
私の就職活動期は、まさに氷河期と言われ、必死に取り組んでいたことを思い出します。
そんな中で必ず話題になるのが
「就職活動には、資格を持っている方が有利なのか」
という問題です。
自己の経験と、卒業生等の意見を合わせた私なりの見解は
資格がないと不利ということはない
と思います。
私の経験と、卒業生たちからの経験では、資格が採用に直接影響したケースはほぼありません。
基本的に新卒採用は人柄やその人の持つポテンシャルを測るものですから、よほど専門性の高いものでない限り企業側は重視しないように思います。
しかし、就活において資格に全く意味がないわけではないと思います。
仕事をするに際して必要な資格は、就職後に取得するケースがほとんどですが、先に取得していれば、まず自分の時間に余裕が持てます。
また、企業側としてもその分、他の事に時間を使わせることも出来ます。
ですから志望する業界や職種により、必須な資格がある場合には取得しておいた方が良いかもしれません。
もう一つ、資格取得には大きな役割があります。
それは、
取得した資格は自分を知ってもらうきっかけになる
という事です。
一般的な企業の選考では、ESに資格を書くことで自分の興味・関心を伝えたり、その業界への興味を表したりできます。
例えば大学の専門とは異なる分野の資格を取得していると、「この人はなぜこの資格を取ったのだろう」と採用担当者が興味を持つこともあります。
このように、資格は間接的な形で自己PRのきっかけをつくることもできます。
面接等のおいて、興味をもってもらったチャンスをを生かすために、なぜこの資格を取ろうと考えたのか、そのためにどんな勉強をしたのかなど、
あらかじめ自分の中で整理して、きちんと伝えられる様にできるようにしておきたいですね。