2019/08/21
宮本 晋佑
やる気とは#
勉強しようにも、やる気が出ない、ということありませんか?
保護者の方にしてみても、
なんとかやる気を出す方法は無いものかと、
頭を悩ませている方も多いかと思います。
「やる気を出す方法」をネットで検索してみると、
目標を立てる、
ご褒美を設定する、
テンションが上がる音楽を聴く、
と、なんとなく知っていることしか出てきません。
実は、そもそも脳科学的には、「やる気」というものは存在しないそうです。
「やる気」という言葉は、「やる気」のない人間によって作られた、
都合の良い言葉なのです。
人間は、行動から気分が乗ってきて、作業が捗るため、
その行動の結果を、「やる気」と考えているのです。
ということで、
心理的にありもしない壁を勝手につくっている状態ですから、
面倒なことをあれこれ考えずに、さっさと始めてしまえばいいのです。
別の言葉にすると、
「楽しい」から「笑う」のではなく、
「笑顔をつくる」と「楽しく」なるそうです。
なので、まずはやらせること、そこからしか始まらないのです。
自習室では、勉強をやるしかない状況なので、
まず机に向かう、そこからつぎつぎ進むので、やる気が出てくるということです。