2024/02/27
山田 陽介
GKの進学塾は、生徒の人生を考えます(●^o^●)
大学へ行きたい、でも、将来の職業はどうしたらよいですか?
よく、高校1年生から聞かれる質問です。
今日は、大学の費用と、将来設計という観点で話をしたいと思います。
大きく分けて、大学進学には「 文系 or 理系 」に分かれます。
絶対ではないですが、
文系 = 営業職など、お客様と直接かかわる仕事
理系 = 技術職など、環境やシステム構築にかかわる仕事
と定義します。もちろん、上記に当てはまらない職種もあります。
国公立大学4年間であれば、文理関係なく費用はほぼ同額で300万弱です。
しかし私立大学4年間となると、文系は450万、理系は600万くらいかかります。
また、理系の学部の場合、大学院進学者が多数を占める場合もあります。
ここで、モデルケースを考えてみましょう。
① 私立大学理工学部進学 大学院も進学予定
(大学4年+大学院2年)×150万=900万
② 私立大学薬学部進学 6年制
(大学4年+大学院2年)×200万=1,200万
③ 私立大学看護学部進学 4年生大学卒就職
大学4年 × 150万=600万
①と②を比べてみたらどうでしょう?
もちろん、理工学部+院卒よりも薬学部のほうがかかる費用が高いです。
しかし、手に残る資格という面ではどうでしょう?
理工学部院卒で、メーカー等に勤め、結婚出産をして育児をするとなった場合、
なかなか短時間勤務で復帰という現実は難しい場合もあると思います。
でも、薬剤師の免許があれば、近所の薬局などでのパートも可能です。
しかも、時給は普通のパートの2倍以上です。
在学中に書かかる300万の差は大きいですが、
その後の一生を考えると、結論は変わってくる可能性もあります。
また、③という選択肢はどうでしょうか?
分かりやすく「資格」で働くという理解が得やすいと思います。
目の前の大学進学だけではなく、
その生徒の将来を見て、今できることを考えて進路をともに考えます。