2020/10/10
吉田 一平
GKの医療部門
GKの卒塾生は、卒塾し社会人になったあとも塾に近況を報告しに来てくれます。
どの生徒もそれぞれの人生を歩んでおり、1つとして同じ道はありません。
GKの医療部門、訪問看護ステーションで働いてくれている神山さんは、もともと彼女が高校生の時に私が教えていた生徒です。
当時は長良高校のサッカー部マネージャーとして、勉強と部活を両立するために頑張っていましたのをよく覚えています。
とはいっても、勉強が苦手(嫌い)だった神山さん(笑)
それでも自分にはどんな道があるのか、勉強が苦手でもどう夢を追いかけるか、を講師と一緒に考えた結果、看護師という道を選びました。
「私が看護師になりたいと思ったきっかけは、病気で入院をしていた家族に寄り添ってくださっていた看護師さんの存在でした。
当時、私は小学生でしたが、誰かの心に残る仕事ってすごいなと、幼いながらに感じていたんだと思います。」
「看護師になりたての時は何もわからずしどろもどろになる場面が多々ありました。
しかし、自分なりに精一杯取り組み、「ありがとう」の言葉をいただけた瞬間は、涙が出るほど嬉しかったです。」
GKの進学塾の生徒にも、看護師になりたいという生徒は毎年多くいます。
これからの時代、日本にとって看護師という存在はより必要不可欠な職業になっていくことは確実であり、人の命に寄り添う尊い職業だと思います。
インターネットに書かれているような情報ではなく、生徒や保護者の方々に生の声を届けること、それもGKの進学塾としての使命だと思います。
今後も、生徒の「これから」に寄り添う塾でありたいと思っています。