2023/06/06
宮本 晋佑
2桁の足し算の暗算#
ただいま、定期テスト対策の真っ最中です!
蘇原中以外の中学生は、前期中間テスト
蘇原中も第二回目のテスト
高校生も前期中間テスト
ということで、自習室はいっぱいになっています。
中学1年生は、初めての定期テストです。
小学生のときには、
各単元ごとに単元テストがありましたが、
中学生のテスト範囲はもっと広く難しくなっています。
中学1年生の数学の最初の単元は、
「正負の数」なので、
足し算、引き算、かけ算、わり算がメインになります。
ここで、毎年気になることがあるのですが、
2桁+2桁の足し算を筆算でやる子が結構います。
マイナスに慣れるには、
とにかく計算の量をこなすことだと考え、
5月中の数学の授業では、
毎回60問計算プリントをやってもらいました。
そのプリントが2桁の足し算引き算になっており、
60問を5分で終わらせる(1問5秒)を
1つの目安でやっています。
もちろん筆算を使ってると、5分では終わりません。
では、できることできない子では何が違うのかというと、
小学生のときの計算の練習量だと思っています。
運動でも、文章を読むことでも、計算でも、
練習しないとできるようになりません。
(センスが良い人はできるのかもしれませんが)
同じ量の宿題をやっているのに、
どうしてそれだけの差ができるのかというと、
暗算でやろうとチャレンジしてないんです。
暗算ができる子は、
早く宿題を終わらせたいという気持ちから、
ちょっとでも早く楽に終わらせる方法を自分で考えているんです。
その方法の一つが暗算です。
それを小学生のうちに繰り返しているので、
中学1年生の今、暗算で計算ができるんです。
繰り返しになりますが、
計算ができるようになるには、量です。
中学生になってから、計算練習に時間をかけるのは大変なので、
小学生のうちに、暗算の練習をしてみてください。