2022/06/20
山田 陽介
2022年から高校の授業が変わりました【英語編】(●^o^●)
すでに今年度もスタートして3か月が終わろうとしております。
今年の1年生から、大きく変わった高校の学習についてまとめます。
2020年度は小学校、2021年度では中学校の学習指導要領が改訂されました。
そして2022年度から高等学校の学習指導要領の改訂が行われました。
小学校、中学校で行われた改訂と異なるのが、1年生だけという点。
2022年度の学習指導要領が改訂されますが、対象は2022年度入学の高校1年生からです。
2022年度の高校3年生や、高校2年生は改訂前のままですので、ご注意ください。
①高校の新学習指導要領 英語について
まずは習得する英単語の数についてです。
小学校では600~700語、中学校では1600~1800語。
そして今回の高校生は、1800~2500語になりました。
高校終了段階までに習得する単語数は、旧学習指導要領では約3000語だったものが、
合計4000~5000語までに増加していることになります。
また、中学生までは英語の4技能「聞く」「書く」「読む」「話す」を育む教育が行われていますが、
高校ではさらに英語の5領域も総合的に扱う授業が行われるようになります。
英語の5領域では、「聞く」「書く」「読む」に加えて、
「話す〔やりとり〕」・「話す〔発表〕」と「話す」がより細かく分類されます。
「英語コミュニケーション」で、英語の4技能5領域をまんべんなく学ぶことになります。
「英語コミュニケーション」には文法や長文読解なども含まれます。
一方、「論理・表現」では「話す〔やり取り〕」・「話す〔発表〕」をメインに、発信力を鍛えます。
プレゼンやディベートなど、意見を交わしながら、自分の考えを英語で話す力を養うようになります。
一段と、使える英語を目指す動きが高まっていると思います。