2022/06/30
山田 陽介
2022年から高校の授業が変わりました【社会・情報編】(●^o^●)
<高校の新学習指導要領 社会について>
地歴の必履修科目として「地理総合」・「歴史総合」が新設されました。
これまでの地理・歴史では
「世界史A」、「世界史B」のうちから1科目選択
「日本史A」、「日本史B」、「地理A」、「地理B」から1科目選択
の合計2科目を必履修としていました。
2022年度からは、
A・Bといった構成が廃止され、「地理総合」「歴史総合」を新設、
必履修科目として設定されました。
さらに発展的な学習科目として「地理探求」「日本史探求」「世界史探求」も新設されました。
また公民には必履修科目として「公共」が新設されました。
公民はこれまで
「現代社会」「倫理」「政治・経済」の中で1科目を必修
として設定していました。
しかし2022年度からは、
「現代社会」がなくなり、新しく「公共」が加わり、必履修科目は「公共」
となり、「政治経済」・「倫理」が選択科目になりました。
<高校の新学習指導要領 情報について>
「情報Ⅰ」が必履修科目として新設されました。
これまでは
「社会と情報」「情報の科学」が必履修科目
となっていましたが、
2022年度からは再編され
新たに「情報Ⅰ」が必履修科目として設定
されました。
さらに選択科目として「情報Ⅱ」も新設されました。
内容としては、プログラミングに関するものが多くなりました。
この「情報」という科目において一番大切なのは、
2025年度大学入試から「情報」が大学入学共通テストに追加されるということです。
つまり2022年度に入学した高校1年生が対象となる入試です。
これまで大学入学共通テストは、
「国語」「地理歴史・公民」「数学」「理科」「外国語」で、主な受験生は5教科7科目でしたが、
新たに2025年度入試にて「情報」が加わり6教科8科目に改革される予定です。