2018/08/24
永田 創
「分かったのに解けなかった」
こんにちは。
岐南校講師の永田です。
夏休みも終わりに近づいていますね。
平日の昼から元気に塾に来てくれる姿が楽しみだったのですが、
それがなくなるとなると少し寂しくもまりますね。
さてさて皆さん、「分かったのに解けなかった」経験ございませんか?
例えば、
Last year he started to teach English at our school. He teaches soccer every Mondays and Thursdays. He likes it very much.
下線部を、itの内容を明らかにして日本語で答えなさい。
itだけの内容を訳していませんか?
この問題の答えは、
彼はサッカーを教えることが大好きです。
になります。
他にも、
次の下線部が答えの中心となるような疑問文にしなさい。
You play tennis at school.
特に中学1年生は何をすれば良いのか分からない子もいるかと思います。
この問題は疑問詞を使って答える問題と予め教えられていなければ戸惑ってしまいますよね。
因みに答えは、Where do you play soccer? です。
そうやって答えればいいのか!
それなら答えられたのに!
という子もいるかもしれませんね。
これは読解力が十分でないことが原因で起きる現象です。
8/23に開かれた東京の教育会議で、小学6年生~高校3年生の読解力分析の実験から、
文章の基本的な内容が読み解けない児童が認められたという結果が発表されました。
数学的知識はあるのに、文章が理解できずに正答できない。
大学入試のパンフレットを理解できず、必要な書類を用意できない。
といったことも起きているようです。
読解力は一朝一夕でなんとなかる技術ではありませんが、それが原因で子どもたちには悔しい思いをしてほしくありません。
GKでは生徒の解答用紙を集め、どんな間違え方をするのか研究しています。
だから子どもたちの間違えやすい問題が分かっています!
GKの生徒には「分かったのに解けなかった」なんていう悔しい思いをさせませんよ!!!