2022/09/15
吉田 一平
高1から大学受験
来週から高校生のテストが始まりますね!
特に高校1年生の子は、2回目となるテストですが、対策はばっちりですか?
高校受験の時のように、「中3になってから頑張れば…」というわけにはいかないのが大学受験です!
普段の定期テストから大学受験の準備をしておくことが大切です。
その理由は、「間に合わない」からです。
まずは勉強期間です。
1つのゴールである大学共通テストは高3の1月に行われます。
3月に受験があった中学校の頃と違って、まるまる1年間勉強することはできません。
また、部活動で8月末まで勉強ができないとなれば、がっつり勉強できるのは9月~12月の約4ヶ月間しかないということです。
次に科目数です。
中学校の頃であれば、5教科のみでした。
しかし大学受験では、最大9科目もあります。
それなりの国公立に行きたいと思えば、それだけ必要な勉強量も増えます。
これらのことから、高1からどう準備をしていくのかが大学受験成功のカギになります。
具体的には、2つの方法があると思います。
①学校のペースに従い、定期テストごとに知識を固め、その知識を忘れない
②学校のペースよりも早く知識を取り込み、その分受験勉強できる時間を増やす(高2の中旬から受験勉強を始める)
岐阜・岐阜北レベルであれば、①が良いと思います。
そもそも高校でやっている内容1つ1つが受験レベルであることが多いことと、「1度つけた知識を忘れない」ということができる子が多いからです。
一方、加納・岐山・長良の子は、②の方が良いと思います。
多少荒くても一通りの勉強を早く済ませ、大学受験に取り組む時間が多くあった方が良いです。
残念ながら、これらの高校は全国的に見れば、偏差値は真ん中くらいです。
学校と同じことをしていては、それ以上の大学を目指すことは難しいと思います。
まだ高校生になって半年ほどしか経っていない高1の子には少し酷なお話だとは思いますが、大学受験は自分の将来に直結する分岐点です。
いまのうちから少しずつでも準備をしてきましょうね!