2021/05/16
宮本 晋佑
高校生数学勉強法#
中学生も高校生も、前期の中間テストに向けて
勉強がスタートしています。
高校生のテスト勉強で一番時間を取られるのは、
やはり数学ではないでしょうか。
範囲が広く、高校の数学は1問1問が長いものが多いですよね。
そして難易度も高く、時間に追われてしまいます。
ということで、高校生の数学の勉強法について書いていきます。
この勉強法は、定期テストに向けた勉強法であり、
受験に向けた勉強になるとまた少し違いますので、
それだけ頭に入れて読んでいただければと思います。
まずは、「問題を読んだら答えをみろ」
が最初のステップです。
数学は、今まで習ったことを使って考えて解くというイメージがあるかもしれませんが、
高校の数学のテストは、問題集の問題がほぼそのまま出題されます。
要するに、暗記科目であると思ってもらえればと思います。
ですので、問題を読んだら、どうやって解くのか考え、
すぐ解ければいいですが、考える時間は3分以内です。
3分以上考えても時間の無駄なので、
すぐに答えを見て、解き方を覚えましょう。
次のステップは、
「問題文から解法を絞る」
流石に、答えを丸暗記では力はつかないので、
数学はパターンで覚えます。
例えばですが、
男2人と女3人が1列に並ぶとき、
少なくとも1人は、男の間に女がいる並び方は何通りありますか。
という問題があるとします。
この問題であれば、「少なくとも」というフレーズがカギです。
「少なくとも」とあれば、「余事象」で考える。
というパターンで覚え、
すべての並び方-男の間に1人も女がいない並び方
で求めることができます。
ちなみに答えは、72通りです。
そして最後に、
「復習は頭の中で解く」ということです。
問題を見てすぐに、答えを出すまでの道のりが、
頭の中でイメージできるようになれば、
計算ミスをしない限り解けるようになっています。
例えば因数分解の問題なら、
①xについての降べき順にする
②定数項を因数分解
③xについての式と考えて因数分解
これで答えが出るなあ、と
実際に数字を計算しずに、
ゴールまでの道筋が見えるのであればその問題は解けます。
これは復習ですので、
1回は実際に解くのですが、
解いた問題を忘れてないかの復習に使ってみてください。
以上が大きな流れになります。
答えを見たときに、
解答、解法が理解できない場合は、ちゃんと先生に聞いてください。
なにをやっているのか、意味を理解して覚えていく。
これで数学は、高得点間違いなしです!