2016/03/02
山田 陽介
高校入試の出願者人数が確定(●^o^●)
今年度の高校入試が、あと1週間で本番を迎えます。
そんな中、本日12時をもって出願先変更期間が終わり、受験者の人数が確定しました。
今年度の特徴は何と言っても、普通科上位校への集中です。
例年の私の感覚では、定員オーバー数が50人を超えるだけで『多いなぁ』と思うのですが、
今年は多くの高校で50人以上オーバーしています。。。
2/24に最初の出願者人数が発表されたのですが、
その日の夜の中3の表情は、不安でいっぱいでした(^-^;
ただ、物事は表面だけでは分かりません。ちゃんと分析することが大切です。
例えば、岐山高校普通科。
当初のオーバー数は、見たこともない107人でした。
定員は280人ですから、単純に割合で考えれば、約4人に1人落ちるという計算です。
では、例年岐山高校を受けるレベルの生徒は受からないのでしょうか?
岐阜学区の普通科高校のレベルは、以下のようになっていると言われます。
1.岐阜高校
2.岐阜北高校
3.加納高校
4.岐山高校
もちろん、岐阜高校に受かる力があっても、岐阜北や加納、岐山を受ける生徒はいると思います。
とりあえずは順番になっているとして、昨年度の入試を振り返ってみたいと思います。
【2015入試】
岐阜高校から岐山高校(普通・理数)までの受験者は、1587名。
岐山高校(普通・理数)の合計オーバー数は10名。
つまり、上位1577位までは受かるチャンスがあるんということですね。
【2016入試】
岐阜高校から岐山高校(普通・理数)までの受験者は、1760名。
岐山高校(普通・理数)の合計オーバー数は104名。
つまり、上位1656位までは受かるチャンスがあるんということですね。
上の考え方が絶対正しいとは限りません。
岐山高校より上位校を、岐山高校レベルより下位の生徒が受けている可能性もあります。
ただ、一つ言えるのは、単純にオーバー数だけで難易度は変わらないということです。
自分が置かれた状況をきちっと分析し、どうすればよいのかを判断することは大切です。
そして、一番のライバルは、他人ではありません。
本番、自信をもって望める気持ちが、何よりも合格に近づけてくれます。
残り1週間。インフルエンザに気をつけて、最後の復習に取り組みましょう!!!!