2022/08/25
吉田 一平
長期戦
中学3年生は第1回岐阜新聞テストが終わりました。
自己採点の中で、それぞれがそれぞれのことを感じたと思いますが、大事なことは受験は「長期戦」だということです。
これまでは、定期テストといういわゆる「短期戦」が主であったため、極端な話、テスト前だけ頑張ることで良い点を取れた子もいると思います。
しかし、受験はそうはいきません。
1,2ヶ月後のテストに向けて勉強しているのではなく、何か月も後のテストに向けて勉強をしています。
その上で大事なことは、「線」で考えるということです。
今目の前の「点」だけを考えれば、
「数学がやばい」
「英作文ができない」
「中3で新しく習った範囲も勉強しないと」
などに目が向きがちです。
しかし、限られた時間の中で勉強をしていく中で、
「これは受験に繋がっているのか」
と自分に聞いてみてください。
そうすれば、おのずと優先順位が見えてきます。
それを考えないで勉強を続けてしまうと、「頑張ったのに不合格」という最悪の結果になってしまいます。
高校3年生も同じです。
総合型選抜の時期が近づいてきているため、どうしても面接や小論文の勉強をしたくなりますが、果たしてそれはどのくらい力を入れるべきなのかを改めて考えてみてください。
高校生の定期テストも近づいてきているため、いつもと同じように頑張りたい気持ちもわかりますが、果たしていつもと同じ頑張り方で良いのか改めて考えてみてください。
受験は長期戦です。
目の前のことに振り回されると、間違った道を進んでしまいます。
ゴールが遠いというのは精神的につらいことが多いですが、最後まで一緒に頑張りましょう。