2020/07/11
宮本 晋佑
言い訳と相談#
蘇原中は、いよいよ次の月曜日に、前期中間テストが行われます。
中学1年生にとっては、初めてのテスト。
中学校のテストがどんなものなのかわからないまま、
とにかく僕らがやるように指示したものをしっかりこなしてきました。
本日も、朝9時から夜21時半までみっちり勉強しています。
蘇原校では、確認テスト、通称「カクテ」というものを行います。
今回の場合は、平日の一週間で覚えてくるページの範囲を指定し、
土曜日と日曜日を使ってその内容をちゃんと覚えているかのカクテを行います。
3週間前から始まった定期テスト対策ですが、
中1はものすごい叱られます。
初めてのテスト対策なので、ワークを1回やっただけで、覚えたつもりになっているんです。
カクテは、0ピンか1ピン合格です。
つまり、1個だけなら間違えても良いというものになります。
ほとんどの生徒が合格できずでした。
そうすると、子どもたちは言い訳をします。
「自分なりに、一生懸命やりました。」
1回やっただけでも、初めてテスト勉強する子にとっては、「一生懸命やったよ」になるのです。
何回やっても覚えられない子もいます。
その場合は、相談しに来なさいと言ってあります。
「ワークを5週しました。けど覚えられないんです。」
と、テストを受ける前に言いに来れば、
更に範囲を絞って、ここだけは完璧になるようにと練習させたり、
この覚え方でやってみようか、とアドバイスをします。
勉強は、みんなやりたくないんです。
それを勉強しなさい!と頭ごなしに怒っても、
勉強してるよ!(1回だけだけど)と反発してしまいます。
今週のゴールはカクテで合格すること。
合格できなかったら勉強が足りないということ。
どうしても覚えられないなら相談すること。
と、シンプルにどうすればいいかを伝え、
そこに向かって納得して努力すれば、ちゃんと結果は返ってきます。