2021/06/20
吉田 一平
薬剤師になるためには?
高校1年生は文理選択の時期ですね!
高校に入学してまだ3か月ほどしか経っていないのに、文系か理系かを決めるのは中々難しい!という子もいると思います。
文理選択は一つの分岐点です。
文系を選択してはなれない職業や、理系を選択してはなれない職業などが存在するため、将来の人生設計に合わせて選択することが重要です!
先日、高校1年生の子からこんな相談を受けました。
「将来は薬剤師になりたいけど、文系か理系のどっちでしょうか?私はあまり物理が得意ではないので、物理は選択したくないのですが・・・」
薬剤師になるためには、もちろん理系に進まなければなりません。
薬剤師=理系ということは知っている方も多いと思いますが、物理が必要なのかどうかまでは判断ができない方も多いと思います。
では、薬剤師になるためには物理は必須なのでしょうか?
実は、薬学部に進むためには、大学によって物理が必要なパターンとそうでないパターンがあります。
岐阜から通える薬学部の中には、物理が必要ではない大学がいくつか存在します。
例えば、岐阜から通える国公立ですと、岐阜薬科大学(中期日程)や名古屋市立大学(中期日程)では物理が必要ありません。
また私立大学についても、名城大学などは物理が必要ありません。
そういったことを知っていなければ、先々の目途が立てられなければ文理選択は中々できません。
なんとなく文理選択をしてしまい、なりたい職業にはなれないというのはとても残念なことです。
文理選択や科目選択は、一つの分岐点であり、戦略です。
迷ったら、必ず相談しに来てくださいね!
ちなみに、薬学部に進む場合、6年間大学に通うことになるため、私立大学の場合その学費は約1200万円と言われています。
あくまで国公立を目指しつつですが、私立に通うことになってしまいこれほどのお金がかかってしまうこともあります。
そういった意味でも先を見据えて、保護者の方々ともお話をさせていただきます。