2023/06/15
山田 陽介
英語は小学生のうちに対策しないと手遅れに!(●^o^●)
2020年度から小学校に英語教科書が導入され、
2021年度から中学校の英語の学習指導要領が変更されました。
今日、お伝えしたいことは1つだけです。
中学生になる前に、英語は書けるように勉強しておくことを勧めます。
ほぼ全ての中学校で、前期中間テスト等が終わりましたがお子様の出来は如何でしょうか。
どの科目も大事ではありますが、今年度から英語の内容が大きく変更となり、非常に厳しい状況となっております。
どのくらい変化したかをご紹介します。
2020年までは
Lesson1 I am / You areの肯定文、否定文、疑問文
Lesson2 This is / What / She[He] isの肯定文・否定文・疑問文
ここまで前期中間テスト
Lesson3 一般動詞の肯定文・否定文・疑問文 / Where
Lesson4 複数形、命令文
ここまで前期期末テスト
Lesson5 Who / when / where / 所有格
Lesson6 三単現のS の肯定文・否定文・疑問文
ここまで後期中間テスト
Lesson7 Canを使った肯定文・否定文・疑問文
Lesson8 現在進行形の肯定文・否定文・疑問文
ここまで後期期末テスト
Lesson9 過去形を使った肯定文・否定文・疑問文
という感じだったのが、
2021年からは
Unit1 I am / You are・一般動詞・Canの肯定文・否定文・疑問文
Unit2 This[That] is / What / who / How / She[He] isの肯定文・否定文・疑問文
Unit3 Where / When / How many / 複数形の文
Unit4 命令文、Whatを使った疑問文
Unit5 前置詞、動名詞、過去形を使った文
Unit6 三単現のSを使った肯定文・否定文・疑問文
Unit7 所有格 / Which / Whose / 所有代名詞
Unit8 現在進行形の肯定文・否定文・疑問文
Unit9 不定詞の名詞的用法、一般動詞の第2文型
Unit10 過去形を使った肯定文・否定文・疑問文
Unit11 過去進行形、There is[are]構文
となります。
多くの学校は、前期中間テストの範囲が「Unit2 or Unit3」までとなっており、
かなり内容が濃くなっているのが分かります。
さらに、従来の英語教育は、書く、読む、聞く、話すといった項目に重点を置いていました。
しかし新学習指導要領では、自分で考えて話す力がより求められるようになります。
自分の考えを英語で発表する、英語でコミュニケーションを取ることに重点を置き、日常生活で英語を使うことの重要性を学びます。
そのために学習する英単語は1200語から1600~1800語に増え、
これまでは高等学校で習っていた現在完了進行形、仮定法などの文法も中学校の教育内容になりました。
ただ教科書を読み上げる、問題文を読み解くといった内容だけではなく、
即興で自分で文章を組み立て、その場で発表する機会も増えます。
グループワークを増やし、日常生活でよく使う文章を即座に作り上げる力を高めていく必要があります。
そんな超難化する中学校英語を、小学校の授業のみの英語で迎え撃とうとすること自体がナンセンスです。
少なくとも1年(小6から)
出来れば2年(小5から)
余裕をもっての3年(小4から)
の英語学習をお勧めします。
そこで大切なのは、「英語を書くことが出来る力の養成」です。
「話すこと」や「コミュニケーション」は、小学校でやってくれます。
ただ、「書くこと」や「覚えること」は、小学校ではやりません。
しかし、中学校に入るとペーパーテストがあり、「書くこと」や「覚えること」が当たり前に試されます。
小学校時の時間があるうちに、英語学習を強く始めることを勧めます。