2021/03/06
宮本 晋佑
英語の教科書が改定#
来年度、一気に教材が改定されます。
他の方のブログにもありますが、
もう一度、「どう変わるのか」をお伝えします。
まずはこちらを見てください。
これが来年度から習う英単語の量です。
中学生までに注目しましょう。
いままでは中学生で1200語を覚えていました。
しかし、来年度は、小学生で600語と中学生で1800語で、
合計2400語も覚えなければなりません。
約2倍の量になるということです。
これだけの量を覚えなければならないですが、
中学校の英語の授業の時間数は変更ありません。
ということは、いかに「学校でやったことの復習をするか」が
重要になってきます。
単語数が増えただけではありません。
文法も、いままで高校生でやっていた内容が中学生に降りてきました。
例えば、
仮定法(もし~~なら、〇〇なのに)
現在完了進行形(~~のとき、〇〇していたところだった)
原形不定詞(~~に〇〇させる)
などの文法が中学生で習うことになります。
中学生の英語がかなり難化すると考えられます。
そうなると大切になってくるのが、
小学生のうちにどれだけ英語を理解しているかです。
小学校でも、「外国語教育」が導入されますので、
英語を小学生のうちにある程度やるわけです。
それをやった前提で中学の英語がスタートしますので、
小学生のうちにすでに躓いている場合、
中学に入ってからの内容が全くわからないという状況になる可能性があります。
いままで、塾は中学生からという考え方が一般的でした。
しかし、小学生で英語が教科として授業をすることになった今、
少なくとも英語だけは、いままで通りとはいかないかもしれません。