2021/03/20
吉田 一平
〇〇なら試験免除
最近見たニュースでこんなものがありました。
「鳥取県では、小学校の正式教科になった「英語」の指導が得意な教員を増やすために特別選考を行う」
「TOEIC730点以上」「英検準1級以上」を持って入れば、1次試験と2次試験の実技を免除し、適性検査と面接のみを課すというものです。
このように、英語を1つの判断基準にしている企業はとても増えてきているように感じます。
上場企業を対象にして行われた調査では、約7割の企業がTOEICの点数を加味しているというデータも出ています。
実際、私ももともとは日本IBMという企業に就いていましたが、選考の際にはTOEICによる足切りがありました。
足切りとは、「TOEIC〇〇点以上ないと、受けることさえできませんよ!」というものです。
では、もう少し目線を落として、今の小中高校ではどうでしょうか?
高校入試については、昨年から英語のレベルが上がっているように感じます。
それは全体的なレベルではなく、「リスニングのレベルが」です。
公立高校入試ではそのリスニングだけで、27点分の配点があります。
約3割という配点は、中々大きいですよね。
また大学受験についても、今年度から大学共通テストに変わり、リスニングの配点が上がりました。
日本人はとにかく文法ばかり気にすると言われてきた歴史があるため、より使える英語教育をというのが文部科学省の意図です。
英語については、新中学1年生にとっても大事な教科です。
来年度から、中学校教科書が改訂されますが、特に英語は大きく変更があります。
今までの中学生よりも、はるかにレベルが高い内容を中学1年生から学んでいきます。
目まぐるしく変わっていく教育現場では、今までの常識は通用しません。
指導をする側も、学ぶ側も変化していかなければなりません。
今、中学1年生・2年生の子は、今年1年間はぜひリスニングに力を入れて勉強をしてみてください。
すぐに結果は出なくとも、高校受験の時には、きっと役に立つはずです。
「どうやってリスニングを学べば良いの?」と悩む子もいるはずです。
その場合は、ぜひ英検に挑戦してみてください。
英検の勉強をしていれば、リスニングは必ず通る道です。
英検の過去問を何年分もやるだけでも、リスニング力は鍛えられると思います。
高富校は、英検の準会場として登録されています。
次回(第一回英語検定)も高富校で受験をしていただくことができます。
もちろん、塾外生の方もOKです!
一度、挑戦してみてはどうでしょうか?
ちなみに、2021年度より英検は大幅な値上げをしました。
準会場で受けていただくと、本会場よりも級によっては3000円ほど安くなります。
【第一回英語検定】
お申込み期間:4/5(月)~4/30
お申込み方法:GKの進学塾 高富校にお電話ください(0581-23-0261)
実施日時:5月23日(日)※受験される級によって実施時間が異なります。お電話にてご確認ください。