2019/11/15
山田 陽介
習い事と学力の関係(●^o^●)
先日、小学生の習い事について書かせて頂きました。
それ以来、習い事と学力の関係について関心を持っていたところ、
興味深い記事を見つけました!!
「東大家庭教師友の会」が著した
『頭のいい子が育つ習い事』(KADOKAWA 角川書店)
同著は、所属する約7000人の現役東大生から集めた経験談をもとに、
子どもの「頭の良さ」「勉強の能力」を育てる習い事を徹底研究し、
併せて“賢く育てる家庭のルール”をまとめた1冊です。
ニッセイが20代までの一般家庭の男女1155人に実施した
「子どもの頃に通っていた習い事」のアンケートによると
1位「水泳」42.9%
2位「書道」32.3%
3位「学習塾」30.5%
4位「音楽教室」26.1%
5位「英会話」15.3%
でした。
また、東大家庭教師友の会が東大生202人に実施したアンケートによると、
「過去にしていた習い事」(ただし学習塾は除外)は、
1位「水泳」65.8%
2位「ピアノ」56.4%
3位「英会話」32.2%
4位「習字」25.7%
5位「サッカー」19.3%
どれも定番のものばかりだったが、
注目するべきは東大生の「ピアノ」が、
一般家庭のピアノを含む楽器の「音楽教室」に比べて2倍以上だったことです。
この結果をもって東大生の頭の良さと関連付けるのは気が早いが
楽器演奏が子どもの「頭の良さ」や「勉強の能力」を育てるのによい影響を与える可能性は十分にある
と同著では語られている。
また、
「ピアノを習っていなかったらここまで頭が良くなっていなかったと思う」
と答えた東大生は76.3%にのぼったと書いてあるから驚きです。
ちなみに、1位の「水泳」を習い始めた時期について、
東大生は6歳以下が過半数を占めており、
「子どもが小さなうちは特別な習い事ではなく、心身を鍛える定番の習い事を」
と考えていたことがうかがえるとあります。
また、このアンケートに答えた東大生のうち
「早期教育をうたった幼児教室に通っていた人は1人もいなかった」
という点もとても興味深いですね。
日本で一番頭が良いと認識されている東大生ですが、
意外と幼児期からエリート教育をされてきたタイプは少ないということでしょうか。
ここまで調べて、
習い事と学力には何らかの関係があるというのは間違いないように感じます!