2023/11/28
宮本 晋佑
私立大学入試の仕組み#
本日で、共通テストまで残り47日となりました。
高校3年生の受験がいよいよスタートします。
今の時期は、
推薦入試の時期になりますので、
推薦入試で合格した人の中には、
もう受験終了という人もいるでしょう。
一般的には、大学入試はこれから本格化してきます!
そして、大学入試の仕組みはかなり複雑となっています。
今回は、名城大学を例に、
私立大学入試の仕組みをご紹介します。
名城大学には、受験方式が5種類あります。
A方式
F方式
K方式
C方式
B方式
アルファベットだけなので、
これだけでは意味不明ですよね。
私立の入試は、大きく分けると3種類です。
①共通テスト利用型
これは、1月13日、14日に行われる、
共通テストの結果だけで、合否が出されるという方式です。
共通テストの点数が良ければ、この方式で合格できます。
先程の名城大学の例では、
「C方式」がこれに当たります。
②共通テストプラス型
これは、共通テストの結果に加えて、
大学でさらにもう一度試験を受け、
「共通テストの結果」+「大学の入試」の
2つのテストの合計点で合否が出ます。
名城大学では、「F方式」がこれになります。
③一般入試型
これは、大学に試験を受けに行き、
その結果のみで合否が出るというものです。
これが一番イメージしやすい入試だと思います。
名城大学では、
「A方式」「B方式」「K方式」がこれに当たります。
同じ一般入試なのに、3つも方式がある理由は、
それぞれ必要な科目の数が違います。
A方式:3教科の試験
B方式:2教科の試験
K方式:3教科だが、科目の配点に傾斜がある試験
このように、入試と一言で言っても、
これだけの受け方があるので、
・どの方式で受けるべきなのか
・他の大学の入試とのバランスはどうするか
など、考えることが山ほどあります。
ちなみに、これらの方式を1人の生徒が全て受けることもできます。
(その分、受験料がかかりますけどね)
ここに、国立大学も受けたりするとなると、
かなり戦略を練って準備をしていかなければなりません。
現在の高校2年生の皆さんは、
入試まで残り1年です。
そろそろ、戦略を自分で決めて、
準備をし始めてはいかがでしょうか。