2017/06/15
山田 陽介
最近よく聞く不登校(●^o^●)
不登校と言っても、理由は様々であり、
良く想像しがちな「不登校」=「いじめ」ではないことも多々あります。
文部科学省の発表により、平成27年度は不登校の割合が1.26%と、調査開始以来過去最多となっています。
(不登校は、年度内に連続または断続して30日以上欠席した場合を指す)
小学生では237人に1人、中学生ではなんど35人に1人の割合です。
そんな不登校の興味深い1パターンをご紹介します。
A君は夏休み明けに突然学校へ行けなくなってしまいました。
勉強面や学校生活では特に問題はなく、もちろんいじめなどもありません。ただ、A君の性格傾向は、内向的で不安になりやすく失敗を恐れるタイプで、またお母さんも心配性で幼少期から過干渉型の子育てをしてきたともいえる状況でした。
その為、A君は自分で考えて行動しなくても、お母さんがなんでも先回りして行動してくれる為、言うことに従ってさえいれば失敗もしないという生活を送っていました。
しかし、小学生高学年になってくると、自分で考えて行動する場面が学校生活や授業内でも多くなり、もちろん上手くいかないことも出てきます。その為、A君は学校へ行くよりも家に居たほうが良いと思うようになってしまったという事象です。
そこで、まずは家での生活でも、親は子供の要望が出るまでは手出しをせず、小さな失敗や成功を積み重ねていくうえで、また学校へ通うことが出来る様になったそうです。
もし、突然自分の子どもが不登校になってしまったらと考えると、なかなか冷静には対処できないですね。
全てを抱え込んでしまうことも想像できます。そうなる前に、相談できる場所や、一緒に子育てできる仲間がいれば安心ですね。
GKの進学塾は、ハイレベルな高校・大学を目指す塾です。
でも、まずは小学生のうちにその土台となるものを身につけさせておきたいと考えます。
子どもの将来の選択肢を広げるために、今できることをやりましょう!