2015/09/01
山田 陽介
新大学入試(●^o^●)
先日、2020年度から導入される「大学入学希望者学寮評価テスト(仮称)」の中間報告が出されました。
現在の大学入試では、「センター試験」というものが行われており、今年度は過去最高の693大学が参加しております。センター試験を受けずとも大学へ行く道はありますが、多くの受験生が避けては通れない関門です。
このセンター試験は、国数英理社の5教科あり、さらに細かく科目でわかれております。試験内容は、すべてマークシート方式が取られており、自分の解答を選択する、もしくはマークする数字で回答します。逆手を取れば、当てずっぽうで当たってしまうこともあり得ますし、傾向と対策である程度の勉強を確保すれば、記述式よりは点数をUPさせることもやりやすいです。
しかし、この「大学入学希望者学寮評価テスト(仮称)」は選択式と記述式を採用することが明記されています。そして、思考力と判断力を重視するとされていることから、付け焼刃的な知識では対応しきれないものとなることが予想されています。
このテストを受ける学年は、
現中学1年生以降の学年です。
現在の勉強で、
①テスト勉強は丸暗記。
②何度も書いて、問題と答えを覚えるだけ。
③勉強は受験生になってからでOK。
と考えているような子どもは、今現在の勉強からもう一度見直す必要があるのではないかと思います。
(とは言え、ある程度の反復や練習量は絶対に必要ですが。)
そして教壇に立つ私たちも含め、詰め込み式の勉強ではなく、「なぜそうなるのか」を考え、「原因・過程・結果」を自ら説明できるような子どもに育てていけるようにしたいと考えます。