2022/01/04
永田 創
幸・不幸
こんにちは。
GKの進学塾・岐南校講師の永田です。
あけましておめでとうござます。
皆さんおみくじはひきましたか?
私はひけていません( ;∀;)
おみくじ、結構好きなんですがひけていません( ;∀;)
おみくじに書かれていることで、喜んだり、気を引き締めたり。
面白いものですよね。
私はおみくじに書かれているの幸・不幸の知らせを聞いてその年の心構えを決めたりしているの一面もあるのですが、
本日は年越し前に中3に話した「幸・不幸」について書きたいと思います。
受験に受かったら幸せなのか?落ちたら不幸なのか?
という内容です。
私は受験の結果だけをみて、その子の高校生活、大学生活の良し悪しを図ることはできないと考えています。
何故なら一口に合格・不合格といっても、そこには4種類の合格・不合格があるからです。
①努力して合格した者
②努力して不合格になった者
③努力せずに合格した者
④努力せずに不合格になった者
一番いい形なのは①ですよね。
では、一番よくないのはどれか?
私は③の「努力せずに合格した者」が一番厄介だと考えています。
「②努力して不合格になった者」は自信になります。
残り2ヶ月、本腰を入れて勉強をして社会が20点あがった。
じゃあ、高校1年生から本腰を入れたら3年後にはどうなっているのだろうか?
自信は希望にかわります。
しかし、「努力せずに合格した者」はこれからの長い人生の中で踏ん張ることができなくなってしまいます。
なぜなら「努力したけどうまくいってしまった経験が邪魔をするから」です。
人生100年時代。
この長い人生の中で何も起こらず、淡々と過ごせることはまずありません。
踏ん張らなければいけない場面は必ずでてきます。
でも、そこで頑張れない人間になってしまう③はたとえ合格をもらったとしても本当に「幸」でしょうか?
残り2ヶ月。
この2ヶ月が生徒にとって人生を支える自信を築く、そんな時間にできるよう尽力させていただきます。
本年もよろしくお願い申し上げます。