2025/01/19
宮本 晋佑
小学生は学校の宿題では足りない#
最近、小学校の宿題が少ないと感じませんか?
実際に少なくなっています。
勉強は、やらされるものではなく、
自らやりたいと思ってやるものだという
理想はもちろんあります。
様々な小学校で、
「子どもの主体性」
という言葉を使い、子どもたちがやりたいことをやらせる
なんていう流れが増えてきています。
しかし、本当にそれで良いでしょうか。
10歳や11歳の子どもに、
算数や国語ではない学習で、自分の将来につながる学習を
選べるような選択肢がそもそもあるのでしょうか。
私には、「主体性」という言葉を使った
子どもに任せるという無責任な教育にしか思えません。
※それが合っている子もいるので、
全員が当てはまらないということが言いたいです。
塾の講師として算数を教えていますが、
明らかに計算力が低い子が多いです。
計算力とは、
・そもそも計算のやり方が合っていること
・間違えずに計算すること
・早く計算をすること
原因は計算の練習量の少なさです。
圧倒的に宿題が少ないために、
計算の量が足りていないと感じます。
多くの子どもが、中学生になり、高校生になり、
そして大学を目指すと思います。
本日、大学入試共通テストが行われておりますが、
共通テストの一番の特徴は、
時間の少なさにあります。
計算のスピードが遅いと、
試験終了までにすべて解ききれないのです。
スピードは一朝一夕で身につきません。
それこそ、小学生のうちの学習が大きく影響します。
そのため、学校の宿題に加えて、
市販の計算ドリルなどでもいいので、
毎日これだけはやろうと約束をして、
中学生になっていってほしいです。