2025/02/19
宮本 晋佑
小学生のうちにできるようにしたい算数#
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小学生の間に身につけたい算数の力
小学生のうちにしっかりと身につけておきたい算数の力は、中学以降の学習の基盤となるだけでなく、日常生活でも役立ちます。ここでは、特に重要な算数の能力を紹介します。
1. 計算力
基本的な四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)は、素早く正確にできることが大切です。特に、九九はスムーズに暗唱できるようにしておきましょう。また、筆算を正確に行う力も重要です。
2. 数の感覚
数の大小や関係性を直感的に理解することが大切です。例えば、「100は10の10倍」「半分や1/4といった分数の概念」などを感覚的に捉えられるようにしましょう。
3. 図形の理解
基本的な図形の特徴を理解し、面積や体積の計算ができることは、将来的に幾何の学習に役立ちます。三角形や四角形、円の特徴を覚え、作図する力も養いましょう。
4. 単位の理解
長さ(cm、m)、重さ(g、kg)、時間(秒、分、時間)などの単位を正しく理解し、換算できることが必要です。例えば、「1mは100cm」「1時間は60分」などをスムーズに変換できるようにしましょう。
5. 文章題を解く力
文章題では、問題の意味を正しく理解し、どの計算を使えばよいのかを考える力が必要です。問題の条件を整理し、式に表すトレーニングをしましょう。
6. 論理的思考力
算数は単なる計算だけでなく、考える力を養う教科です。例えば、「なぜこの式になるのか?」「別の方法で解けるか?」といった思考力を鍛えることが大切です。
7. 規則性の発見
数列や図形のパターンを見つける力も、算数では重要です。「次に来る数は何か?」「どんな法則があるのか?」といった問題に挑戦すると、推理力も身につきます。
8. グラフや表の読み取り
データを正しく読み取り、考察する力も必要です。棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなどを見て、どんな情報が読み取れるのかを考える練習をしましょう。
これらの算数の力を
小学生のうちにしっかり身につけておくことで、
中学以降の数学の学習がスムーズになります。
ちなみに、これらは、
普通に学校の授業と宿題だけでは、
身に付けられないことが多いです。
特に、数字の感覚です。
世の中にあるいろんな数字について、2倍する、半分にするなどを
日常的に使っていく癖をつけていくことが大事です。
あとは、20までの数字の足し引きが
暗算でできるくらいの数字感覚がないと、
中学以降の数学では全く戦えません。
自分のお子さんの数字の感覚を確かめてみて、
やばいかも、、、と感じたら、
すぐに訓練をしてみてください!
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