2019/11/25
山田 陽介
塾に求めるもの(●^o^●)
先日久しぶりに、幼馴染の同級生と集まりました♪
年齢を重ねていくうちに、
「恋愛」「出産」「子育て」「住宅」「学校」「親の介護」と
話している話題がどんどん変わっていきますね。
また、面談でも感じたこと。
【世の中で語られていること=真実とは限らない】
面談や友人、仕事関係でお会いする方に、その方の専門分野のお話を聞くと
メディアやネットの情報だけを信じて、
いかに表面だけしかわかっていないかという事を感じさせられます。
例えば。
10月から消費税が10%になりましたが、それはなぜか知っていますか?
そもそも、消費税は社会保障の拡充を目的に導入され、
財政危機や社会保障制度の維持を理由に引き上げられてきました。
しかし、以下の情報をどれだけの方が知っているでしょう。
1990年度 一般会計税収60.1兆円:所得税(最高税率70%)26.0兆円、法人税(40.0%)18.4兆円、消費税(3%)4.6兆円
2018年度 一般会計税収60.4兆円:所得税(最高税率45%)19.9兆円、法人税(23.2%)12.3兆円、消費税(8%)17.6兆円
つまり、この28年間、税収は0.3兆円しか増えていません。
消費税で増えた13兆円は、大企業の法人減税と、超富裕層への所得減税に充てられているだけです。
さらに社会保障は2013年から2018年の6年間で3.9兆円も引き下げられました。
医療・介護では国民の負担を引き上げ、
医療機関や介護施設に支払われる診療報酬・介護報酬は引き下げられました。
つまり、ただ表面だけで、なんとなく見ているものは
実際は仮面をかぶったものなのかもしれません。
これからのネット社会を生きていく子供たちに、
なぜ勉強するのか
なぜ高校へ、大学へ行くのか
なぜ努力することが大切なのか
国数英理社だけではなく、キチンと考えられる人間として育って行くことも
塾としての大きな役割だと思いながら今日も教壇に立たせて頂きます!