2020/06/09
永田 創
名城大学の話
こんにちは。
最近、高校と就職の話をしている際に名城大学の話が出たので、
本日は名城大学について話していこうと思います。
まず、名城大学とは名古屋にある私立大学です。
名城大学の根幹にあるのは理工学部と農学部であり、理系に強い学校です。
文系としては経済学部や経営、法学部、外国語学部などを抱えています。
多くの人にとって、理系として名城大学に入学すれば就職に強いというイメージを持たれていると思います。
なぜなら、文系大学としての学力は、公務員や教員、地元企業に強いといわれる中京大学の受験の難易度は中京の一つ下
といったレベル感だからです。
しかし、実は名城大学は理系・文系に問わず就職に強い大学なのです。
名古屋は製造業が盛んであり、名城の理工学部を出た人は名古屋の大企業とよばれる、豊田自動車や三菱重工業、
その関連会社に就職していきます。
しかし、このあたりの企業には南山、愛知大学、中京学部は伝統的にあまり多くはいいきません。
なぜなら、南山、愛知大学、中京学部は文系大学であり、自分たちが何かを作れるわけではないからですね。
しかし、名城大学卒の生徒は就職していきます!!!
名古屋を支えている製造業には、理工学系の大学では名古屋でトップクラスである名城大学の多くの卒業生が
何十年にかけて就職しています。
するとどうなるか…?
これらのメーカーで文系の営業や事務を採用する際に
「後輩の名城大学から」という話があがりやすくなります。
理工学部生卒は沢山いるため、それならば文系の社員も同じ名城大学からとってはどうだろうか
ということですね。
つまり、名城大学は受験の難易度を超えて産業界に根を張っている強味があり、
それを活かして就名古屋近辺の就職においては愛知大学や中京大学と同格の戦いができるという構図になっています。
大学について考える際は、この【伝統】も判断材料の一つに加えて、比較検討してみてください(^^)/