2021/07/05
吉田 一平
受験のその先に
いよいよ受験生にとって大事な夏がスタートしようとしています。
GKの生徒たちも夏カリキュラムがスタートし、徐々に受験生としての自覚が芽生え始めました。
GKは毎年、落ちない塾として高い合格率を獲得してきましたが、大事なことはその先に何を考えるかだと思っています。
その中で、受験生にとって「今」大事なことは、「本気かどうか」だと思います。
私はテスト前に生徒によくこのように聞きます。
「やってきたことに誇りを持てるか?」
「もうこれ以上できないと思えるほど頑張ったか?」
「誰にも負けない自信を持てているか?」
私たちは、受験合格やテストで高得点を取るために、ありとあらゆる戦術を使って点数を上げていきますが、結果がどうなるかは誰にもわかりません。
しかし、これまでやってきたことは紛れもない事実です。
たまたま高得点を取れた
たまたま〇〇高校に入れた
たまたま〇〇大学に入れた
では、全く意味がありません。
今の受験生にとって大事なことは、どの教科を勉強すれば良いか、何時間勉強をすれば良いかなど小さなことではなく、
入試までの期間を本気で過ごす覚悟があるかだと思います。
ただこなすだけのテストや勉強では、何も成長をしません。
たとえ受験で合格したとしても、社会では通用しないでしょう。
夏。
受験対策のスタートに際して、どんな新しい自分になれるか。
それを支えていくのが、我々の役目です。