2021/10/05
山田 陽介
勉強と考え方(●^o^●)
毎年、子供たちから出る質問です。
「先生、どうして勉強しなきゃいけないの?」
「絶対、こんな数学、大人になったら使わないし。」
「俺は海外に行くつもりはない。日本で暮らすのに英語は要らない!」
自分の子どもが質問して来たらどう答えますか?
なかなか子供を納得させるのは難しいと思います。
以下は私なりの見解ですが、授業の中でこんな話をしました。
<勉強しなきゃいけない理由>
まずは、何をもって「勉強」というのでしょうか。
例えば、カードゲームが好きな男の子にとって、
そのゲームのルールを覚えることは勉強とは思わないと思います。
例えば、アイドルが好きな女の子が、
アイドルグループのメンバーのことを覚えるのは勉強ではないでしょう。
つまり、興味が無いこと、無理やりやらされるものを
子供たちは「勉強」という認識をしていると思います。
もともと人間は、新しいことをすることは「楽しい」と思うものです。
実際に、幼稚園や小学生に対して、新しいことをやろうとすると
子供たちは皆、わくわくしているように思います。
だからこそ、勉強しなきゃいけない理由を考えることは、
なぜ勉強しなきゃいけないと思ってしまうのかを考えることに通じると思います。
「勉強」=「楽しい」と思えれば、「しなきゃいけない」とは思わないのではないでしょうか。
その為には、
・テストの結果のみを見て、判断しない事
・出来ない=叱られるの構図を無くすこと
・知識詰め込み式ではなく、自ら考えるような授業であること
・将来を想像することができるような話をすること
・子供たちの可能性を信じる対応をすること
などが大切なのではないでしょうか。
私は、「やらされる勉強」が好きではありません。
勉強は、自分から進んでするものです。
もちろん、楽しくてやれればそれに越したことはないですが、
将来を考えたり、興味を持ったりして取り組んでいくものだと思います。
GKは、自ら取り組む生徒を増やしていきたいと思います♪