2022/04/28
汲田真一
前期中間テストへ向けて
来週はゴールデンウイークですね。
岐南校の汲田です。
4月ももうすぐ終わり、ゴールデンウイークがきて、中学生は前期中間テストがやってきます。
そこで中学生の皆に目標点数を書いてもらいました。
350点、400点、450点…
各々自分が目標とする数字を書いてくれています。
さてそもそもなぜ目標の点数を設定しないといけないのでしょうか。
学校や塾でたくさん書かされているので、目標を設定する事が目的になって、意味をなしていない事が多いです。
僕が考える目標を設定する理由は「良い点数」を取る為です。
どういう事かと言うと良い点数と言うのはあくまで相対的なものだからです。
例え100点を取ったとしても、それは必ず良い点数と言えるでしょうか。
「100点だったら絶対いい点数じゃん!」と思うかもしれませんが、もし全員が100点だったら良い点数でしょうか?
取れて当たり前なテストなので良い点数とは言えませんよね。
更に自分で目標を設定する事にも意味があります。
みんなは(大人になっても)絶対に周りと比べてしまいます。
あいつより点数が高いとか、俺は350点だけどあいつは400点だったとか…
大人だったらあいつより年収が高いとか、いい車に乗っているとか…
人と比べることで幸せになれるんでしょうか?
「上には上がいる」ので人と比べている限り永遠に幸せにはなりません。
ライバルを作って、お互いに競い合うのは素晴らしい事だと思いますが、誰かと比較して一喜一憂する事に意味はありません。
誰かと比べる「クセ」をつけて欲しくありません。
テストは自分で目標点数を設定し、それを乗り越えていくものだと思っています。
他の誰でもない自分で決めた点数だからこそ守る価値があります。
自分に甘くなる時があると思いますが、テストの日まで頑張って足掻きましょう。