2021/06/01
宮本 晋佑
内申点の重要性2#
前回のブログでは、
内申がどのようにつけられ、
何が大事になってくるのかを説明しました。
https://gk-shingaku.com/wp/wp-admin/post.php?post=22455&action=edit
本日は、どうやって内申が高校入試に使われるのかをお伝えします。
前にも書きましたが、
中学3年間の内申点 + 当日の点数
で合否が決まります。
当日の点数さえ良ければ、
合格するというわけではありません。
では、どれくらいの割合で内申点と当日点が、
合否に関わってくるのでしょうか。
実は、学校によって違います。
内申点:当日点の比率は、上位の高校はほとんど、
3:7の割合で合否が決まります。
つまり、当日点の方が重視されているということになります。
【内申点:当日点が3:7の高校】
岐阜高校
岐阜北高校
加納高校
岐山高校
長良高校
各務原西高校
【内申点:当日点が4:6の高校】
各務原高校
羽島北高校
加茂高校
岐南工業
【内申点:当日点が5:5の高校】
県岐商
市岐商
本巣松陽高校
岐阜各務野高校
岐阜工業
岐阜総合
岐阜城北
岐阜農林
関商工
【内申点:当日点が7:3の高校】
羽島高校
山県高校
※上記は令和2年度入試の数字です
以上のように、
高校ごとに重視するものが変わります。
岐阜5校と呼ばれる高校はすべて
3:7で当日の点数重視というわけです。
こう見ると、内申点はそれほど重要ではないような気がします。
しかし、考え方は逆で、
当日点を重視する高校でも、
3割は内申点で決まるということです。
高校入試の決まりにより、
内申点:当日点の比率は、「3:7~7:3」のどれかにしなければいけません。
うちの高校は当日点が10割です!!ということはできないわけです。
また、同じ高校を受ける子どもの学力は、
大体同じくらいのレベルの子が集まります。
ということは、当日の点数も同じくらいになるので、
合否の差は、内申点で決まっていると言っても過言ではありません。
以上の観点から、内申点は重要であるということがわかると思います。
3年生の内申点だけが使われるわけでは無いというところもポイントです。
1年生のうちから、きっちりテストで点数を取り、
内申点を上げていくことが、志望校合格への一番の近道です。