2021/05/26
宮本 晋佑
内申点の重要性#
新学期が始まってから、約2ヶ月が経ちました。
新しい環境にも慣れてきたと思います。
本日は、中学生の内申について書いていきます。
ご存知の方がほとんどだと思いますが、
内申点とは、9教科の成績を5段階に評価したものです。
1が一番悪く、5が一番良い評価です。
9教科ありますので、合計の最高は45ということになります。
この内申は、何に使われるかというと、
高校受験の際に、
「私の中学での成績はこれでした!」
というものを提出する必要があり、
その内申が高校受験の合否を決める材料になるわけです。
つまり、
中学3年間の内申点 + 受験当日の点数
で合否が決まるということになっています。
中学3年間の成績が受験で使われますので、
中学1年生の成績ももちろん大切になってきますね。
では、内申点はどのように決まるのかですが、
①定期テスト(中間テスト、期末テスト)の点数
②提出物
③授業態度
の3つが関わってきます。
テストの点数が100点でも、
提出物を出していなかったり、
授業中に発表などをしていないと、
最高の評価である「5」はもらえません。
それでも、テストの点数がある程度大きな割合を占めています。
ですので、定期テストの勉強をして、
何点だったか、ということにこだわるわけです。
ここでぜひ頭に入れておいてほしいのは、
定期テストは、
国語、数学、英語、理科、社会の5教科をメインに勉強しますが、
内申を上げるために日々努力するのは、
技術家庭科、保健体育、音楽、美術の4教科であることです。
こちらの4教科は、
中間テストというものがありません。
期末テストでも、筆記のテストはない科目があります。
ということは、内申を決める要素のうち、
一番大きな割合になっているのは、授業態度であるということです。
技術家庭科や、美術のような、作品を作るものは、
作品の評価が大きくなりますが、
授業中の取り組みも評価として大切になります。
これは日々の授業の積み重ねです。
定期テストを頑張るのも大事ですが、
入試に使われる内申を上げるには、
4教科の授業を頑張ることが大切なのです。
ここまで内申について説明してきましたが、
次回のブログでは、
高校入試でどうやって内申が使われるのかを説明していきます。