2019/02/28
山田 陽介
人生の選択肢(●^o^●)
現在、面談期間真っ最中でございますm(_ _)m
GKの進学塾の面談は、30分~1時間。
非常に濃い話が出来ると、GKの魅力の一つとなっています。
この面談の中で、話題の中心は「どんな進路をとるか?」です。
・ご家庭の方針
・今の世の中の状況
・子供の性格
・将来の夢
など、色々な視点を保護者の方々と共有しつつ、
その子供が一番輝ける道を考えていきます。
この前の面談で話題になったのは、
「親として、どのように子供と接すれば良いのか」という
難しいテーマでした。
もちろん、家庭の数が有れば、同じだけ子育ての方針はあると思います。
私も、面談を通じて多くの家庭を覗き見て来ましたが、絶対という正解は無いと思います。
その中で、私自身が真似したいと思った事象をご紹介します。
当時、子供は15歳、高校受験に向けて頑張っている時期の面談でした。
受験校について相談したいということで、母親と生徒と私の3者面談を行っておりました。
私の経験上、保護者の意見の多くは「子供の意見を尊重したい」と言われる方が多いです。
でも、「子供任せ」の選択と、
「親の意見をきちんと述べ、それに関わる様々な視点を伝えた上で子供が決める」という選択は
大きく違うと思います。
確かに、親の意見を述べると、その方向性に子供は従うこともあります。
それは生きてきた時間の長さや、考える力が親の方が大きいため、当たり前だと思います。
だからこそ、親と言う立場から子供のことを心から想い、考えうる全てのことを伝えた上で出してくる答えを待つ。
こういう親子関係に、私はハッとさせられました。
その母親の方は、親としての意見をキチンと子供へ伝え、その上で子供の出してきた意見を尊重していました。
もちろん、まだ15歳では、失敗することも多いと思います。
むしろ、失敗ばかりかもしれません。
しかし、失敗から得た経験こそが実体験として心に強く残ります。
そして、その失敗をしないと次への努力をするようになります。
子どもに対しての親の役割。
手を出し過ぎると過干渉。何もしなさすぎると育児放棄。
なかなかバランスが難しいですが、常に微調整しながら、
親も子どもと共に育って行けばいいのではないでしょうか。