2021/01/10
山田 陽介
中3生 志望校を決めるに際して
本日1/10(日)は、第4回目の岐阜新聞テストが行われております。
とは言っても、実際には第4回目も自宅解答となり、会場での模試は一度も行われませんでした。
つまり、生徒にとって試験会場でテストを受けるのは、私立高校入試と公立高校入試の2回しかありません。
体験・経験という点においては、いわゆる「ぶつけ本番」という状況になります。
GKでは、校舎にて一斉にテストを行っている為、自宅での解答よりは模試を経験出来ていると思います。
緊張によって本番で力が出せなかったり、頭が真っ白になってしまっては、せっかくの勉強の成果を出すことも出来ません。
本番のシミュレーションをしておくことは大変重要だと思います。
そして、2/10から公立高校への出願も始まります。
出願書類の準備等もある為、各中学校へ志望校を伝えるのは遅くとも1月末になるかと思います。
1月下旬には各中学校でも2者面談、3者面談が行われる予定です。
私の肌感覚ですが、最近は中学校で志望校に対して、「受かる」は絶対言われないとしても、
「落ちる可能性が高いから変更したほうがいい」という事も言われなくなっているように思います。
学校の先生が「受かる」と言ったのに落ちた
学校の先生に「落ちる可能性が高い」と言われてショックで引きこもった
などといった、その背景には「言った言葉に対する責任問題」が見え隠れしているようです。
でも事実は事実として伝える責任もあると私は思います。
そこには、感覚ではなく、データに基づくエビデンスが必要です。
過去の合格者は、どれくらいの内申点があったのか
本番当日は何点くらいとっていたのか
その受験する生徒は、本番何点取れば合格する可能性があるのか
この様なデータを元に話をすることで、納得した入試を迎えることが出来ると思います。
さらには、
その高校へ行った3年後にはどのような進路が待っているのか
将来の職業や希望する進路に対して、その高校で本当に良いのか
他の高校を選択するとその進路は取ることは出来ないのか
まで考えて決めることが出来れば、高校進学後に後悔することも無いと思います。
GKでは高校3年生まで各校舎で教えているからこそ
送り出してきた卒業生との経験を蓄積し、目の前の生徒へとフィードバックしています。
先生と出会えて良かったと言って頂けることを夢見て日々現場で教壇に立たせて頂いております。