2019/04/30
吉田 一平
中3の定期テスト
今回は中3生向けのお話です。
受験生呼ばれ始めて早1ヶ月が経ちますが、受験勉強は進んでいますか??
中3生も他の中学生と変わらず、6月に前期中間テスト(1学期期末テスト)が行われます。
では、頑張り方も今までと同じ?かと言うとそうではないと私は思います。
①中学3年生の内申は2倍
高校入試では、「当日点」と「内申」が必要です。
ご存知の方がほとんどかと思いますが、その内申については中学3年生のものは2倍されて高校に通達されます。
例えば、
中1 学年内申 32
中2 学年内申 30
中3 学年内申 35
である場合、
(32+30+35×2)÷ 4 = 33
「33」という内申が高校受験で使われることになるということです!
上記の例だと、中3で頑張ったおかげで、中1・2の内申以上の内申が高校受験に使えるということです。
中3の内申は中1・2の頃のものの2倍大事ということは覚えておきましょう!
②前期の内申は大事
その中でも、前期の内申は非常に大事になります。
その理由は、「私立高校受験に使うから」です。
詳しくは保護者面談等で直接お話させていただきますが、基本的にはすべり止めになる私立高校の受験は、前期の内申が重要になります。(3期制の場合は2学期)
③前期期末テストからは時間がない
中3になると、岐阜新聞テストという校外模試が始まります。
中3のほとんどが受験するものですので、非常に信憑性のある模試ですが、この岐阜新聞テストの今年のスケジュールがこちらです。
第一回 8月18日(日)
第二回 9月29日(日)
第三回 11月17日(日)
第四回 1月12日(日)
何か気づきませんか??
そうです。
学校の定期テストの時期とかぶってくるんです。
そうなると生徒達は、定期テストの勉強もしなければならない、岐阜新聞テストの勉強(中1・2の復習)もしなければならない、となり
これまで通り定期テスト対策に時間を割くことができません!
逆にいえば、この前期中間テストのみが唯一じっくり時間をかけて対策をすることができる定期テストということです。
受験生には受験生なりの定期テストの頑張り方があります。
特に、受験勉強と定期テスト勉強のバランスは非常に大切です。
まずは前期中間テスト、これまでで1番の結果を残せるように、しっかり対策をしていきましょう!