2021/05/11
宮本 晋佑
中1の英語の差はここまで開いてます#
もうすぐ前期中間テストがやってきます。
中央中、那加中は6月4日ですから、
もう約3週間前ということになります。
中学1年生にとっての初めてのテストですが、
このテストは正直ものすごく簡単です。
数学で言えば、正負の数の計算ですから、
新しくマイナスの概念が加わりますが、
基本は2桁の足し算引き算掛け算割り算をやっているだけです。
数学の本質である、文字を使う式まで範囲になりません。
社会や理科も、小学校でやった内容を
もう少し深堀りしたものなので、
時間をかけて覚える作業をすれば問題ありません。
ただし、英語はちょっと違います。
小学生のうちに科目としてやったとは言え、
「書く」という経験はしていません。
例えば、
私は生徒です。
という文章を英語で書きなさい。
この問題は、まずbe動詞を「私は」に合わせてかけるかどうか。
「生徒」というのが英語で書けるかどうかが問われます。
小学生からGKにいる子達は、
小学生のうちに毎週毎週書いてますから、
簡単にできてしまいます。
しかし、中学から英語を習う子にとっては、
この文章でさえ覚えることがたくさんあります。
I am a student.
文の初めは大文字から。
主語がIのときは、be動詞はamにする。
be動詞は「~です」という意味。
1つの、1人のというときには、名詞の前にaをつける。
生徒という意味の英語はstudentと書く。
文章の終わりには.のピリオドを付ける。
この文章を書くだけの中に覚えることはこれだけあります。
それをアルファベットの書き方も知らなかった子が、
2ヶ月後にはテストとして出題されるのですから、
かなりの差がついています。
もっというと、小学生からいる子達は、
中学1年生で習う内容は一通り解いていますから、
1年生の冬頃に習うような、
ケンとジローは部屋で英語の勉強をしています。
Ken and Jiro are studying English in the room.
という文章まで書けます。
小学生から書く英語をやっているかどうかで、
これだけの差がついていることになります。
もちろん、中学生からちゃんと授業についていける子もいます。
もし、「塾は中学に入ってから」と考えている方がみえましたら、
英語だけは、習い事をさせておくという選択肢も考えてみるのはいかがでしょうか。